持続可能性における重要な節目

持続可能性における重要な節目

13.07.2022

サンガレン、2022年7月13日 – Gallus Ferd. Rüesch AGは本日、2022年末までに製品におけるCO2排出量を相殺する画期的なコミットメントを発表しました。認証取得後、同社は狭幅印刷機メーカーとしてこの重要なマイルストーンを達成する最初の企業の一つとなる見込みです。経済的、社会的、環境的な責任への取り組みを強化し、企業全体でのCO2排出量削減に努める中で、Gallusは気候ソリューションの専門プロバイダーであるForlianceとパートナーシップを締結しました。このパートナーシップは、製造プロセスから残るCO2排出量を相殺し、野心的なタイムフレーム内で目標を達成するための支援を目的としています。

ガッルスの包括的な持続可能性プログラムは、環境管理システムに関する国際規格であるISO 14001の認証を取得しています。この規格は、企業が法的義務を遵守し、環境配慮型の手法を採用し、環境管理における責任を果たすことを保証します。フォルリアンスの気候変動戦略ディレクター、マイケル・ザムは次のように説明しています：「気候変動は、印刷機メーカーとそのビジネスモデルにとってますますストレステストとなり、一部企業にとっては最大の課題となっています。しかし、事業運営におけるよく考えられた気候変動対策は、気候変動に関連するリスクと懸念を機会に変えることができます。Gallusでは、京都議定書の遵守を目標達成のための適切な戦略のゴールドスタンダードとして選択したことに確信を持っています。この戦略は、当社と顧客にとって、環境変革への意味のある道を切り拓き、今後の取り組みの基盤を築くものとなるでしょう。」

スイスとドイツに製造拠点を置くGallusは、ラベル印刷とパッケージング印刷向けの従来型およびデジタル式狭幅ロール印刷機の主要メーカーです。同社は世界中に約300名の従業員を擁し、1,250社を超える顧客に3,800台を超える印刷機を納入しています。ダイナミックな事業環境と多様な機械ポートフォリオを背景に、最初のプロジェクト目標は、これらの印刷機の製造プロセスを分析し、関連するCO2排出量を算出することです。この分析では、設計開発や材料選択からエネルギー消費、包装に至るまでの製造プロセスの各ステップを詳細に分析します。残りのCO2排出量は、ゴールドスタンダードに準拠したオフセットプログラムを通じて相殺されます。同時に、チームはエネルギー効率の向上と再生可能エネルギーの活用を通じて企業の脱炭素化を推進し、スコープ1と2の排出量を削減します。

ダリオ・ウルビナティ、ガラスグループ 最高営業・サービス責任者：「当社として、持続可能性を最優先の企業目標として取り組むべき時が来ていることを認識しています。私たちは、印刷ソリューションの開発に注ぐのと同じ専門知識、情熱、スピードで、環境への影響を徹底的に削減する必要があります。さらに、顧客や他の市場参加者に対し、当社の持続可能性への取り組みに対して、他のサービスと同様の信頼を築くよう努めなければなりません。」

「過去10ヶ月間、当社はハイデルベルグ・グループの環境プログラムに沿って業務を進めてきました。このプログラムを実務レベルで事業運営に組み込むことで、リソースの調達、事業拠点の管理、印刷機械の開発・製造方法において、意識的で根拠のある意思決定ができるように努めてきました。しかし、私たちはさらに努力が必要です。この取り組みの初期段階にあるものの、将来的に製品がCO2オフセットを実現することを確実にするため、これは私たちの野心を示す最初の重要なステップです」とウルビナティは続けました。

来年、ガッルスは創業100周年を迎えます。持続可能性プログラムに加え、ガッルスは新たなビジョンを創造するだけでなく、次の100年間の成功した事業活動の基盤を築き、業界全体にポジティブな変革をもたらすためのさらなる変革プロジェクトを進めています。

最後に、Gallus GroupのCEOであるDr. Frank Schaumは次のように述べています：「当社が新たな開発段階に突入するにあたり、印刷・包装市場におけるよりポジティブで持続可能な未来を築くために、可能な限りの努力を惜しまない所存です。間近に迫った100周年の節目は、当社のプロセスを再評価し、優先事項を再設定する絶好の機会でした。これにより、このビジョンを現実のものとするための意識的で意味のある進展を遂げています。」