ラベル印刷の実務経験：「不均一に発生する色抜け」

ラベル印刷の実務経験：「不均一に発生する色抜け」

03.03.2016

「ラベル印刷の実践事例」シリーズでは、ラベル印刷における日常的な課題とその解決策について解説しています。今回のテーマは「不均一に発生する色抜け」です。

問題の特定：
印刷物に不均一な明るい影や色抜けが発生しています。これは、網目ローラーの凹部に空気の混入が原因です。この問題は、金属色およびチャンバーラケル式フレキソ印刷ユニットで使用される場合に特に発生しやすいです。

問題の解決:

• 色粘度を低下させる
• 色調室内の色調を低下させる
• 色箱内の色液の流れを、継続的なポンプ操作により増加させる（＝色箱内の循環を生成する）
• 機械の速度を低下させる
• 色シリーズを変更する
• Gallus アンチステンシル型をカラーチャンバーに装着する
• Gallus EM280: 浸漬ローラーの直径が小さすぎます（仕様値：60.9mm）。以下の場合、ローラーを交換してください。
  直径が60.0mm未満になった場合、浸漬ローラーを交換する必要があります。